トンネル栽培ってなんだ?

トンネル栽培ってなんだ?

のらぼうちゃんです。
タネを買ってくると袋の説明書に「トンネル」って書いてあったりしますね。
トンネル・・・
のらぼうファームでも今期は積極的にトンネルやってます。実験的にですが。
ジャーン!

かわいいビニールトンネルです。
ようするに畝に支柱をたててビニールで覆ってあるものです。
支柱はいろいろ種類があるのですが、今使用しているのはアイリスオーヤマのトンネル支柱。樹脂コーティングしてあって錆びにくく、太さ11mmで結構しっかりしています。
ビニールを支柱に留めるのにはトンネルパッカーを使用しています。トンネルも水やりや施肥、間引きの時に開閉しなければいけないんですが、開閉する側をパッカーで留めておくと便利なんです。開閉しない側はUピンで地面に固定してたりします。
ビニール部分は透明マルチ用のシートを流用。透明なので陽が当たると中はポカポカ!開けるとムワっとくるくらい温度上昇しています。水分が蒸発していかないので、一週間に一度程度の水やりでも大丈夫になります。とくに種まきの時などは乾燥を気にしなくてよいので週末しか時間がとれないような人でも安心ですよ。
この時期は害虫の心配はまずしなくても大丈夫ですが、わりとヒヨドリなんかが葉っぱをかじりに来るので(まわりのブロッコリーの葉っぱがかじられていた!)鳥よけにもなりますね。
ちなみに前回の大雪の時にはこんなになってたようで・・・・

でも雪を払って中を見てみると・・・

これはダイコンですが、スクスクと育ってます!
うすっぺらいビニール一枚なので保温性は低く、陽が落ちてしまうと急激にトンネル内の温度も低下してしまいます。なので、基本的に寒さに強い野菜でないとやはり耐えられないかもしれません。実際、気温が氷点下の日などはトンネル内でも霜柱ができていた形跡がありました。
でも昼間の温度が段違いなので、成長は期待できると思いますよ!