【ビーツ】ビーツ成長の記録【ビートルート】

【ビーツ】ビーツ成長の記録【ビートルート】

のらぼうちゃんです。
今回はビーツという野菜の成長記録です。
ビーツ・・・。別名ではビートルートなんていうのもあります。
ビートルートというとマインクラフトでも栽培できる外国の野菜!って感じですね!
漠然としたイメージとしては「ボルシチに入れる赤い根っこ」くらいしかなかったのですが、近頃は「食べる輸血」などと言われ、その栄養が評価されているようです!
妊婦さんに必要な葉酸をはじめ、鉄分などのミネラルやビタミンB群などが含まれているそうです。
ちなみにホウレンソウと同じ仲間(ヒユ科)。スイスチャードやフダンソウ、テンサイ(砂糖大根)も近い仲間なんですね。
生のビーツは大きなスーパーや百貨店くらいでしか見たことがないのですが、面白そうなので今年育ててみました!その記録!!
IMG_20181122_01.jpgタネを通販で購入。今回はタキイ種苗の「デトロイト・ダークレッド」にしました。
定番っぽい赤いビーツにしましたが、ビーツってオレンジとかシマシマとかいろいろあるんですね・・・。

IMG_20181122_02.jpgこの写真は9月20日の様子。播種は9月16日だったと思います。4,5日で発芽。コート種子だったので水につけたりはしていません。スイスチャードにそっくりです。

IMG_20181122_03.jpg9月28日。初期生育が遅いと書いてありましたが、確かに・・・。しかもネキリ被害にあってこのころ結構ビーツが減っていきました・・・。

IMG_20181122_04.jpgさらに約2週間後の10月14日。播種後一ヶ月ですが、かなりのんきな成長ですね。
間引きしたものはベビーリーフとして楽しめますよ。色はとてもきれい。

IMG_20181122_05.jpg一週間後の10月21日。ここにきて成長スピードは上がってきた気がします。でもなんだか頼りない感じなんですよね。
間引きしたり追肥したりしていきます。倒れやすいので土寄せもしておきましょう。

IMG_20181122_06.jpgさらに一週間後の10月29日。明らかに大きくなってますね!意外と乾燥に弱い気がします。晴天が続いたら水やりしたほうがいいかもしれません。

IMG_20181122_07.jpg約2週間後の11月12日。大きくなってきたので不織布カバーを外しました。草丈30㎝くらいにはなっていると思います。


IMG_20181122_08.jpg同じ日の写真。株元はこんな感じになっています。カブみたいに根っこが持ち上がったりはしないんですね。ニンジンみたいにしっかり地中に潜っています。赤紫の茎と明緑色の葉の対比がとても美しいです。
スイスチャードのように葉柄が平たく幅広くなっていかないんですね。葉っぱの形状はカブに似ています。

IMG_20181122_09.jpg一週間後の11月19日。播種から約60日経過。試しに一本収穫してみました!美形ですね。アブラムシ等の虫害にはあいませんでした。初期にネキリにやられたのが痛い・・・。

IMG_20181122_10.jpg IMG_20181122_11.jpg
根っこはまだまだ小さかったけど、試食は出来るかな?
葉っぱの部分もかなり栄養があるということで、ホンレンソウと同様の食べ方でおいしくいただけるそうですよ。
ホウレンソウと同じくシュウ酸が含まれているので、気になる方は茹でて水にさらすなどの処理をしてくださいね。
葉っぱには独特の酸味と旨味があって、とてもおいしいです。
これくらい大きく育っていても全然硬くなっていませんでしたよ!
IMG_20181122_12.jpg根っこの部分はアルミホイルに包んで蒸し焼きにしました。
小さい焼き芋みたいでかわいいですね!
色素が抜けてしまうので、加熱調理の際は皮つきで。
金串がすーっと通るまで焼いてから皮をむきます。
焼き芋よりも簡単に皮がむけますので楽しいですよ。もちろん指は真っ赤になります!

IMG_20181122_13.jpg今回の試食では5mm厚の輪切りにしてみました。
よくみると年輪みたいに同心円状のシマシマ模様がついていますよ。
生でもスライスして食べてみたのですが、独特の甘みとサクサクの歯ごたえは美味しいのですが、同時にかなりの「根っこ臭」があるので、それがアクセントとして楽しめる方は生もオススメです。
加熱すると根っこ臭さがかなり軽減し、甘みのある味の濃いニンジンを食べている感じになりました。
色がとってもキレイなので、スープにするととても楽しいと思います。

葉っぱも根っこもおいしく食べられるビーツ!
育てやすいし、このちょっとクセのある味がなかなか良いですよ。
栄養もあるし、見た目もとてもきれいで楽しめます!おすすめです!